遺言1000問1000答TOP > 遺言記事一覧110last遺言親族間の争い
遺言 | 親族間の争い
遺言とは、自分が生涯をかけて築き、かつ守ってきた大切な財産を、最も有効・有意義に活用してもらうために行う遺言者の意思表示ですね。
世の中では、遺言がないために、相続を巡り親族間で争いが起こることが少なくないといいます。
でも、今まで仲の良かった者が、相続を巡って骨肉の争いを起こすことほど、悲しいことはありませんよね。
遺言は、そのような悲劇を防止するため、遺言者自らが、自分の残した財産の帰属を決め、相続を巡る争いを防止しようとすることに主たる目的があります。
遺言がないときは、民法が相続人の相続分を定めていますので、これに従って遺産を分けることになります・・・これが、「法定相続」です。
民法は、例えば「子及び配偶者が相続人であるときは、子の相続分及び配偶者の相続分は、各2分の1とする。」というように、抽象的に相続分の割合を定めているだけなので、遺産の帰属を具体的に決めるためには、相続人全員で遺産分割の協議をして決めることになります。
これも、誰でも、少しでも余分に、少しでもよいものを取りたいのが人情なので、自主的に協議をまとめるのは、必ずしも容易なことではないといいます。
協議がまとまらない場合には、家庭裁判所で、調停又は審判で解決してもらうことになりますが、これも、争いが深刻化して、解決が困難になる事例が後を絶たないとのこと。
亡くなったあとで、その財産が原因で親族がバラバラになってしまうことは悲しいですよね。残された人の為にも、自分の意思は「遺言」として残しておく必要がありそうですね。
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